CAESES®フルパラメトリックモデルとCFDソフトウェアを組み合わせることで、様々な形状特徴を有した船体モデルを容易に作成し、船体抵抗を低減、船体性能を自動最適化することを可能にします。
船体、特に船首形状は、船体抵抗に大きな影響を与えるため、自動最適化において重要です。 CAESES®では船体フルパラメトリックモデルを簡単に作成し、形状変更を容易に実施することが可能です。複数の幾何学的形状変更を自動的に実施し、解析ツールと組み合わせて様々な自動最適化を実施することが出来ます。
下の図は、排水量14,000立方メートル、長さ365.5メートル、積載量165,517トンの世界最大の巨大コンテナ船形状を最適化したCAESES®の事例になります。
パラメトリックモデリング、流体解析、最適化アルゴリズムを組み合わせて得られた船体形状は、造波抵抗がベースラインの50%以下になり、推進性能を向上させ、船体の耐久性を高め、最適な性能を得ることが出来ました。