CAD+最適化ソフトウェアCAESESの開発元であるFRIENDSHIP SYSTEMSが作成したツインスケグ船のパラメトリックモデルについて紹介します。
下記の画像は、モデリングされたツインスケグ船の全体図になります。
図1: 横方向からの船体
通常、形状が左右対称となるケースでは、船体の半分だけをモデル化することになります。
下記の画像はツインスケグ船対象モデルの船尾部分です。
図2: 対称モデルの船尾部
CAESESでは、ユーザーの想定する変形を組み込んだモデルをロバストに構築することができます。
下記のアニメーションは、2つのパラメータ制御によるモデルの変形を表しています。
1.シャフトのY方向位置
2.スケグの角度
動1: パラメータ制御によるスケグの変形
もちろん、この2つのパラメータ制御のみならず、船体特性に関連するあらゆる部位を柔軟に制御することが可能であり、その後のCFD解析や最適化計算といった連携は自動ワークフローとして定義することができます。