近年、需要が増加している無人航空機(UAV)の設計を自動最適化アルゴリズムを用いて実施した事例を紹介します。フルパラメトリック化されたブレード形状の変化をアニメーションでご覧頂けます。
UAVは無線遠隔制御装置および内蔵型プログラム制御装置を使用して制御され、無人固定翼機、無人垂直離着陸機、無人飛行船、無人ヘリコプター、無人マルチローター機などに分類されます。
用途としては航空写真、農業、植物保護、セルフタイマー、速達、災害救助、野生生物の観察、感染症の監視、地図作成、ニュースレポート、電力検査、災害救助、映画やテレビの撮影などに使用されます。
主な検討内容:
1.パラメータ化されたブレード設計項目、ブレード数、取り付け角度などを自動調整
2.シミュレーション自動化構築のため、CFDツールと連携
3.多目的最適化アルゴリズムを使用して自動最適化
ブレード数の検討
翼弦長変化による検討
角度による検討
翼厚変更による検討
チャンバーライン変化による検討
傾斜角度変更による検討